2018年 03月 06日 ( 1 )

百年泥

気温は0度でも、雲間から青空。
雪質がいいだろうと、山にスキーに出掛けた人。

私は片付け後、返本前にもう一度『百年泥』を手にした。
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芥川賞受賞作品のこの本、最初読んだ時、うん?ううん?
中々読み進めなく、放り出しそうになってしまった。
IT企業の日本語教師として、インドのチェンナイに暮らした女性が、三か月半で百年に一度の大洪水に遭う。
濁流に押し流され、堆積した泥の中からの品々(人たち)を、追体験して行くというもの。
そこにインドの文化、階級制度、人々の暮らしなどが、泥の中から掘り出し物を見つけるように描かれ、主人公自身の母のことも。
それが時空を越えて現れるから、最初理解出来なかったのかも。
日本語教室の中で一番日本語に長けている貧しい生い立ちのデーヴァラージがもう一人の主人公であり、最後の数行にこの先の展開はあるのか?と思わせ、続編ありかな?

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朝茶
by koro49 | 2018-03-06 10:48 |