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悲しい気分

昨日は嬉しい出来事があったのですが、夜に読んだメールで落ち込みました。

坂本龍一さんが、未来への負の遺産を残さないようにしようと、色んな活動をしているのはご存知と思います。
中でも原発に反対する運動は積極的にされています。
昨日のメールには ここを読んでみてと、ありました。

皆さん、ご存知のように、まさかり半島は、別名「核」半島とも呼ばれることがあります。
知人で関連施設で働いている人もいますし、就職先として希望する人も多いと思います。
財源の少ない自治体は、それにすがろうとするでしょうし、補償金をめぐっての争いも聞くことがありました。
ここに暮らす私達は、無事故、安全であることを信じて疑わないで暮らしています。でも、真実がどこかでゆがめられている、真実を全て知らされていないとしたら、それは悲しいことです。

私が、ここで原子力問題を語るには、あまりにも無知すぎます。
でも、これを機会に少し考えなければと思いました。
極論かもしれませんが、「そんなに安全なら首都圏に建設すれば…」と言った人がいました。
まさかり半島は危険だから、半島の根っこを寸断してしまえばいいと言った人もいたとか。
かつては「陸の孤島」と呼ばれ、今は「原子力半島」。
なぜか昨夜から悲しかったです。

今日は爽やかな五月晴れで、今は綺麗な夕焼けが見えます。
いつかは、この故郷で暮らしたいと思ってる人がいるかもしれないし、孫が来るのを楽しみに暮らしている人も多いでしょう。
そんな時、危険だから帰りたくないと言われたら…
自然が豊かで、美味しいものが沢山あると思って暮らしているまさかり半島。
本当に危険を孕んだ上に、存在してるのでしょうか?

坂本さんのブログに載っているのが全て正しいのか、まったく判断できない恥ずかしさがあります。ただ私の中には、その反対意見もちゃんと知らなければいけないという思いがあります。
もう少し、勉強の必要があると思い知らされました。
今日の記事に対しての、コメント、TB不可に設定するのは、私自身の原発問題に対する知識の無さと、自分自身のちゃんとした見解を持たないからです。
ちゃんとした見解を持つ事を、無意識のうちに避けていたのかも知れません。
今更ながら、愚かさを実感しています。

煮物をしながらで、思うことを全部書ききれていないのですが、今の自分の思ったこととして書きました。
もし、時間がありましたら、坂本さんの以降の記事も読んでみてください。
by koro49 | 2006-05-17 18:50 | 思うこと
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