昨日の従妹の葬儀、初七日法要を終えた後、棺の中を花で埋め尽くし、好きなもの、メッセージ、写真、お弁当屋さんの看板(シェアキッチンで週何度か営業していたみたいで、もう買いに行くことも叶わず)、手紙などに埋もれて棺の扉は閉じられ、1時に出棺。
お骨拾いは新幹線の時間があるので行けず、出棺を見送ってのお別れだった。 すぐ前に武蔵小金井駅行きのバス停があり、着替えをして1時48分のバスに乗った。 52才で4年生の一人息子K君と愛する夫と別れてしまった従妹は、故郷の叔父夫婦の三人兄妹の一番下。 サッチ、サッチャン、サチコと皆に呼ばれ、天真爛漫な笑顔という人もいれば、私は弾ける笑顔という。 従妹だけど、私は孫の中での年長者なので、子供たちの方が年が近く、故郷に行った時はファーストネームを呼び捨で、名前を呼び合いながら、よく遊んでもらった。 全く予期せぬことだったので、故郷の家族も他の家族も呆然とした状態。 ただ三兄妹は仲良しで結束も強く、家族同士も仲良しで、一番下のサチコのことは可愛がっていたし、先に旅立っている叔父は特に。 高校入学を機に家を離れ、その後都内のデパートに就職。 その就職時に送って行った時には、夫婦二人で泣きながら帰った話も聞いていた。 たまに上京した叔父は、「サッチに会ったら着物着て来て恥ずかしかった」と、ニヤニヤしながらも嬉しそうにしていた。 呉服売り場に長くいて、いつか一枚でも買いに行ける身分になったらと思いながら叶わず、そこで出会った人と結婚。 その後キャリアを積む選択もあったかもしれないが、夫のことを考え家に入ることを選んだらしい。 そして一粒種のK君の誕生。 葬儀後の挨拶で、夫のHさんは、「私が寂しくないように仕事を辞め、私が寂しくないようKを生んでくれた」そんな話もしていたと思う。(泣きながら聞いていたので記憶少し曖昧だけど) 葬儀場に、三人家族の写真がパネルに貼ってあり、それに夫のHさんのコメントが書き添えられていた。 どの写真も息子のK君が真ん中、「とと」と「かか」(そう呼び合っていたらしい)はK君に寄り添い、二人で愛情深く、慈しみながら育てていたのが伝わった。 毎年K君の誕生日には似顔絵を描いてもらうことが恒例で、今年は10枚目になった。 描いてもらった翌日の旅立ちという。 昨夏、K君とサチコと故郷の叔母の三人で、一時退院した市内の叔母の所に行く時、乗せてもらって4人で出掛けた。 当地を走るのは久しぶりだったと思う。 私がナビになり、そこを右、そこを左・・・その間K君が、ここは東京から何百キロと話し、笑い合いながら出掛けたっけ。 帰りは、だいたい分かったとナビ無しで送ってもらい、お茶飲んでと話しても、そのまま帰ってしまったのが残念。 通夜の日、息子は間に合わず、その到着を待つ間、皆は会食場に移動したので、しばらくサチコと二人で色々話が出来た。 綺麗な顔で、今にも目を開きそう、クリーム色の着物の柄は桜だったか、ただ顔を見つめ話しかけていた。 遅れて到着の息子も絶句し涙。 辛すぎるよね、二つしか違わないもの。 残された家族のことは、他の家族ともども見守って行くと話していたし、それは他のいとこ達も同じ気持ち。 4年生で昨年の夏から半年足らずで背丈がピュンと伸びていたK君、お父さんの後にちゃんと涙を堪えながらも挨拶。 その二人には、ただ背中をさするだけしか出来なかった。 一番下の娘に先立たれたしまった叔母の事は、皆で気にかけて行くから。 サチコは笑顔の良さだけではなく、優しさと気配りが出来、だから向こうの故郷の親戚たちも集まってその中心にいたんだと思い、お別れに来た人のなかにも、手を合わせる小さな人たちも。 こんな悲しいお別れで、N子ねっちゃんと呼んでくれた人との別れは二人目。 自分より年下の人との別れほど、辛く悲しいことはない。 そう、ずっとTUBEのバラードが低く流れていたけど、二人が好きだったという。 ************************************************************************************* ダンデライオン・・・その名前は葉の形がライオンの歯に似ていることが由来らしく、確かにギザギザの葉はライオンの歯みたい。 繁殖力旺盛なセイヨウタンポポ・ダンデライオン、昨日の曇り空の下のダンデライオンは一筋の灯りに見えた。 ユーミンのカバー曲、詞もついているのでこちらを。 残された二人には、このダンデライオンのように、強く逞しく人生を歩んで欲しい。 これからセイヨウタンポポを見たら、昨日の道端のセイヨウタンポポを思い出すことになった。 ************************************************************************************* ************************************************************************************* 昨夜9時過ぎ帰宅。 家人が迎えに来てくれるとlineあり、道路の雪は無くなっているのでお願いした。 帰宅後、荷物整理をして就寝。 久しぶりに7時間以上眠り、週一の薬服薬後、半分作ってくれたプレートに、残っていた野菜を足してごパン。 今は、食べても、何かを見ても、サチコの顔が浮かぶのは、小さい頃遊んだ他のいとこ達も同じはず。 思うことが供養。 しばらくは思い続けることに。 明日から通常モードにして、気持ちもシフトチェンジ。
by koro49
| 2026-02-28 15:59
| 思うこと
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