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よもぎ餅

よもぎを摘んで来てくれたので、よもぎ餅を作った。
前日粒あんを煮て、夜まで迷った餅を搗くか、もち粉で作るかは、結局もち粉にした。
笹餅にはミサオおばあちゃんのレシピ通り、餅米100%のもち粉。
昨日は、もち米70%、うるち米30%のもち粉を使用。
ここのスーパーでは、他にもち米とうるち米同量のもち粉も売られている。
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義母から「搗き返しって言うんだよ」と一度教えてもらったよもぎ餅。
もち粉にお湯を注ぎ捏ねたら小分けにして(生地を薄くすると蒸し上りが早い)蒸し、粗熱を取ったら手水を付けながらよもぎを混ぜ込む。
上段左から右へ、蒸し上がった餅生地と、刻んでFPで細かくしたよもぎを混ぜ込んでいる所(よもぎもすりこ木ですり潰すと、より美味しいけど手抜き)
下段は完全に混ざった餅生地と、丸めて準備しておいた粒あんを包んだもの。
色が綺麗だからもち粉をまぶす前。
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義母は生クリームのケーキも好きだけど、それ以上に餅が大好き。
「おばあちゃんが教えてくれたよもぎ餅だよ」
「よもぎは庭のよもぎ、小豆はお父さんが採ったのだよ」と話すも
「あれ~、おいしいの、おいしいの」と何度も言いながら、一心に食べる。
食べてしまえば、「どうもありがとう。気つけでの(気を付けて帰って)」。
部屋の入口で振り返り、お互いバイバイ又ね!と手を振るのはいつものこと。
「どうもありがとう」の言葉は、何より私の心を軽くしてくれる。
時計が外れそうだったのを自分でかけ直し、「今何時?」「3時だ(正確には15分前)」
短針で時を把握出来ていたら十分。
要介護3でも、行って声を掛けたら自分で起き上がり、ベッドサイドに足を下ろせる。
施設スタッフの協力で、健やかに過ごしている。
幸いなことに、何度か転んでも骨折することなく過ごせているのがありがたい。

食べることは生きることであり、それは食べれることは生きれることだと教える。
義母の様子に私たちを重ねることは無理と、心してる。

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細いウドの酢醤油が味のポイントののっけ弁。
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電話が通じずお出かけ中?と思ったら、何と入院してたと聞きびっくり。
退院の電話をもらい、声は元気だったものの昨日会って一安心。
これから気候が良くなるから、外を眺めながら前向きに行かないとね。
と、又顔を見に行くよ!
by koro49 | 2019-05-17 10:22 | いつか通る道
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