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リーチ先生

出掛けたりで読み切れずに、再度借りて読んだ本。
世界的陶芸家で、明治後期から日英の芸術の架け橋となったバーナード・リーチの実話と、二人の日本人を介したフィクションをまじえた物語。
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高村光太郎、柳宗悦、志賀直哉、武者小路実篤、岸田劉生との交流は史実を元に描かれていると思う。
リーチが初来日した22歳から一緒に過ごし、帰国時には一緒に渡英した父親、時を経て小鹿田焼きを学ぶため再度日本にやって来たリーチの世話係となったのは、その息子。
この架空の人物二人が、物語を広げて行く。
エピローグ、小鹿田焼きで出会った世話係の高市が、陶芸家として成功してリーチを訪ねて渡英する場面、老いたリーチの背中、かつて父が愛した女性は80歳を越え、リーチや仲間と工房で陶芸の道を歩んでいた事を知り、ジーン。
著者の、名もなき人、名もなき工芸品への愛も詰まっていた。

無名、名工、関係なく「良いものは良い」と言える審美眼を持ちたい。
そして、器は使ってこそと改めて思った。

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今朝の山。
もうじき、山頂付近は茶色く冬の色になって行くのだろう。
テレビで報ずる各地の紅葉だより、八甲田などは見ごろを過ぎたらしく、今年も会えなかった。
薬研は見ごろとか。
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麓では『もってのほか』を頂き、茹でて瓶に詰め酢を注いだ昨夜。
今朝になったらこの色。
冷蔵保存でお正月料理にも活躍してくれる。
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洗濯日和で大物洗い。
何か寒気がして背中にはホッカイロ使用中。
by koro49 | 2018-10-19 09:58 |
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