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餅物語

昨夜、黒豆の準備をして、少し火を通してから作った金柑の甘露煮。
1パック、12粒だけだからすぐ出来た。
シロップに浸けたまま一晩。
家人は食べないし、ちびっ子たちも食べないらしいから、これで良し。
寒くても、このオレンジ色で温もる。
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朝食後、のし餅を切った。
切りながら、結婚後初めての年越し、新年を、里帰り出産を控えた義姉たちと一緒に迎えた当時を思っていた。
料理を含めた諸々は、家によって違って当然。
びっくりしたのは、雑煮餅の大きさ。
薄く伸ばして実家の三倍はあるような餅は、マッチ箱の大きさの母のものとは大違い。
お餅は毎年義母が搗いてくれ、この家で一緒に暮らすようになってからも、餅は自分がと、前夜研いで朝にザルに上げ準備した餅米と漉し餡を持って、家人と向こうの家に餅つきに行っていた。
先に一度行って家を暖め、餅つき機や道具の準備をし、気の済むようにやってもらい、片付けて来た家人に孝行賞。
その夜の夕飯を、格別美味しそうに食べていた義母。
それは数年して餅つき機が故障し、ショートステイも利用するようになるまで続いた。
餅好き、おこわ好きの人なので、大きな雑煮餅になったのか?
実家が農家だったから、大きかったのか?訊かずに今まで。

婚家のやり方、習慣に従うのが嫁と思っていたのが、いつの間にか自分流にやっている。
今の人はもちろんその限りに非ずで、新しい家族のやり方でやって行けばいいし、いいと思ったら引き継げばいい。
もし女性に考え方の柔軟性があるとしたら、違う家のあり方を見る事が出来るからかも。
嫁ぐことのない男性には、そんな女性の細やかさは理解出来ないことなのかも知れない。

そんな事を考えながら、私の切り餅は、母の大きさで厚め。
端っこは、ジジババ用で、もっと小さい端っこは、餅ピザにしてと、ちびっ子便に。
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昨夜は、花豆の瓶から白花豆を選って水に浸して寝た。
私の豆きんとん用。
これから漉し餡作り。
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今日のお昼は、なまこ茶漬けで家人用。
北寄貝も少し載せ、熱々の出汁を注ぐと、なまこは縮んで柔らかくなる。
歯に難ありでも食べれる冬の楽しみな味となり、来年も又食べたい。
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黒豆の灰汁取りをしながらカチャカチャ。
by koro49 | 2017-12-28 14:43 | 思うこと
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