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三浦しをんさん二作品

この本の続編があることを知り、予約して借りたけど、一度に読むのが惜しくてベッドの中で。
ところが寒くて手を出すのが辛い室温になり(先日灯油を入れたらリッター102円。史上最高値ですorz)、ちょびちょび読んでいて、気付いたら返却期限が過ぎてしまった。
慌てて昼食後静かな雨音を聞きながら読了し、さっき返却。

20才の若者勇気がパソコンに書きつづっている設定は、前作と同じ。
今日も「クスッ!」「アハハッ!」と笑ってしまったけど、最後は温かなクリスマスパーティーの様子と、勇気のロマンスに明るい兆しが見えて終わっている。
そんな訳で、小さなツリーと一緒に。
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パーティーのツリーが、もみの木でなく赤松だったことにほのぼの。
繁ばあちゃんを演るとしたら樹木希林さんがいいなと思ったけど、はたして誰が?
めいこい白い『ノコ』ってワンコも登場するのです。

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もう一冊は、先月何も知らずに手にした本。
装丁を見てタイトルは『光』だけど、重そうな本だと思ったらその通り。
登場人物がそれぞれに重いものを背負っていて、『神去なあなあ・・』二作品とは、まったく違う。
あまりにも悲しく、せつなく、優しく、怖く・・・読後感は書けずに心の中に。
作家って、すごい・・・。だから作家って言うんだ。
表紙に写っているのは、ベンジャミンの影。
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午前中は小豆を煮たり、ジャムを作ったり。
餡を練るのは明日。
by koro49 | 2013-12-18 16:46 |
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