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クリスマスローズ マリア

初雪が降り、激しく悪寒がしていた日、  寒さに震えるように、このように咲いていた『クリスマスローズ・マリア』。
あの日は寒くてとても写真を撮る気にならず、家の中から見ていた。
今日は小春日和。暖かさに誘われて出てみると、色が変化。
クリスマスローズ マリア_c0024861_23143664.jpg
このクリスマスローズは、今頃から咲き出して、雪の下でも蕾を抱え、春にまた咲いてくれる。
一番綺麗だと思うのは、ふんわり雪の帽子を被った様子。
近くではフウセンカズラがコニファーに絡みついている。
クリスマスローズ マリア_c0024861_23172493.jpg
処分品コーナーの苗だったので、植え付けたのが遅かったんだと思う。
種が採れるかな?採れればいいけど。

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月一度のショートステイと、昨年は冬期の短期入所を利用してもらっていた義母。
その間は、私も充電リセット期間として過ごして来た。
9月の介護認定の結果が要介護3となり、私としては、そろそろ施設入所を考えて欲しいと思い家人に訊いたら、いつまでとかは考えていないと言う。
多分、このままで、ショートステイと短期入所を利用しながらでいいと思っていたのでしょう。
でも、私自身が心身の健康を保つ困難さを感ずるようになり、自分の気持ちを素直に手紙に書き渡す。
読後すぐ入所申し込みするよう言われ、ほんとは家人にして欲しかったけど手続きし、病院で諸検査を受け、結果を施設に届けたのが8日だったと思う。
週明け決定通知をもらい、今日の11時に入所。

自分から言い出したこととはいえ、介護を途中で放棄してしまったような後ろめたさ、もっと辛い介護をしてる方達がいること等々、自分を責める気持ちになったことは確か。
義母自身も、何よりここでの暮らしに満足していたと思う。
他の人には、無理しないでプロに任せれるところは任せてと言いながら、自分の事になるとやはり周りを気にしてしまうのかな?

ただ、私自身の体力低下は否めず、この先、私たちどちらかの老々介護も始まることを視野に入れたら、その時のために余力は残しておきたい。
さらに、自分なりに小さな楽しみを見つけながら日々を積み重ねても、心に弾力性が無くなっていたことも感じていたし。
この夏、息子が体調を崩したことも、決心の一因。
妻、嫁、母、祖母の中では嫁を一番として来た近年だけど、他の役割にシフトしてもいいのでは?と考えた。
もちろん入所したからと言って終わりではなく、来年は90才になる義母の体力低下もあるだろうし、入院もあるかも知れない。
その時のために自分の健康は維持しておきたい。

昨夜、夕飯後義姉と義妹に電話。
義妹からの「今までありがとうございました。・・・」の心からの言葉に涙が溢れ、それは悲しい涙ではなく、全てを浄化してくれる涙だった。
泣けない、涙も忘れた辛さもあったけど、昨夜の涙は全てを真っさらにリセットしてくれた気がする。

多くの方が介護してる現実があり、それはこの先増え続ける。
プロに委ねれる状態であったら無理せずにがいいと思うし、自分で決断した以上は次世代への責任として、自分の終末期医療のこと、リビングウィルはきちんと書いておくつもり。
これからの社会保障は、一寸先はどうなることやら。
多分働き続けざるを得ないと思われる次世代への負担は、大人世代としては避けたいと思っている。

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後ほど追記します。
by koro49 | 2013-11-16 23:50 | いつか通る道
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