<< 全粒粉のパウンドケーキ 今夜10時から >>

安全神話 ~当事者が語る事故の深層~

昨夜のNHKスペシャル視聴。
「あぁ、ほんとに福島の事故は人災だ・・・」が、視聴しながらの感想。
以下は番組で伝えていたことの一部。

***********************************************************

原発の安全対策はアメリカを参考にして指針が作られたというけど、例えば建設場所について言えば、米の場合は低人口地帯(当然事故を想定して)に立地することにしていたのに対し、日本の場合はそれを指針に盛り込んだら立地場所が無くなるので排除している。
さらに米は事故が起きたら住民避難を義務付けていたけど、日本はそれを義務付けたら原発立地は出来なかった。

日本の原発は、まず原発ありき。
国が電力会社に任せきりだったこと。

国のメルトダウンへの備え、電源喪失は30分をみていただけ。
長時間の喪失はありえないとしていた(福島は10日間の喪失)。

スリーマイル島の事故で、原発の安全見直しをしようとする人たちもいたけど、国、電力会社は、住民を含めた外部に対して原発は安全と話していくうちに安全神話に溺れていく。

責任の所在が曖昧になっていた日本のシビアアクシデント対策。
国が本来の役割りを果たさず、電力会社に委ね、任せてしまったこと。

2011年3月7日。
東電は津波の試算を国に報告。その4日後の震災。

リスクを知りながら対策を採らなかった電力会社と、リスクに目を向けようとしなかった国。

外国で起こった事故が日本で起こる訳は無い。
事態を小さく捉えようとしていた。

***********************************************************

リスクに向き合ってこなかったのは国や電力会社だけか?
メディアにもその責任の一端はあると思う。

最後にそう伝えて終わっていたけど、責任は私たちにもあると思う。
ETV特集は録画したので後日観ます。

***********************************************************
***********************************************************

シビアアクシデントとは(福島原発事故)

設計基準を大幅に超える事故のこと。過酷事故。
安全設計の評価上想定された手段では適切な炉心の冷却又は反応度の制御ができない。
そのため、炉心の重大な損傷に至る事象のことを指す。
by koro49 | 2011-11-28 16:30 | 私が考える原発 | Comments(2)
Commented by wildrose53 at 2011-11-28 20:00
こんばんは。

「責任は私たちにもあると思う。」―私も自戒しつつ共感いたします。
チェルノブイリのあと、これはきっと日本でも、と両親と話しました。
でも、原発には反対と言いながら、結局何も行動に移せませんでした。
もうとりかえしのつかぬことが起こってしまいましたが、今できること(原発をなくす署名など)を仲間たちと始めています。
今は避難している方々とそうでない方々、等々、様々な軋みが身近でも生まれてきています。
いかなる事情があろうとも国民同士の敵対心や差別感情はなくしたい、と祈っております。
Commented by koro49 at 2011-11-29 16:39
>wildroze53さん
こんばんは♪

チェルノブイリの時、私は大変になった、欧州にも被害は拡がってる、小麦は??と考えた程度。
全く安全神話を信じていたというか、深刻に考えていなかったのです。
もちろんチェルノブイリの人たちのこと、子供たちのことは考えていたけど。
原発のことがちゃんと分っていなかったので、どっか信用できない部分はあったけど、仕方ないのかな?と思っていました。
原発立地自治体では賛成派、反対派に分かれて狭い地域が亀裂が入ってしまう様子を、2冊読んだ本で知りました。
実際そこに住んでいる人たちには、難しい問題だと思いますね。

>今は避難している方々とそうでない方々、等々、様々な軋みが身近でも生まれてきています。
いかなる事情があろうとも国民同士の敵対心や差別感情はなくしたい、と祈っております。
同じ気持ちです^^
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 全粒粉のパウンドケーキ 今夜10時から >>