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お茶屋さん遊び

金沢21世紀美術館の後、バス停に向かい東茶屋街を目指す。
小型のふらっとバスは、ほぼ15分間隔の運行で、乗用車一台通れる位の細い道も走る。
美術館のスタッフからもらった地図(丁寧に感じよく教えてくれる。やっぱりね、ちょっとした事が旅先では嬉しい。)を見ながらバスに揺られていたら、地元の人たちの会話が聞こえて来て、それも楽しかった。

そのままバスに揺られたい気分にちょっとなったけど、東茶屋街近くのバス停で降りテクテク歩く。暑かったなぁ。
古い建物はいい。
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団体の観光客が通り過ぎるのを待って撮った一枚。
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江戸時代の お茶屋『志摩』 は、国の重要文化財。
手荷物は建物を保護する意味でロッカーに預けなくてはいけない。
カメラは可。

床の間を背にして、密談かはたまた???
「お代官さま~・・・」「エチゴヤ、そちも悪よの~・・・」と聞こえるような。
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密談成立したら、襖が開いて綺麗どころが並んで踊り。もちろん生バンドで(オイッ!)
終わったら白魚のような手でお酌してもらって、お代官様とエチゴヤは満足満足。
ここでばあちゃんが出たら、秋刀魚のような指でお酌してあげるんだけど・・・
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こんな行灯(だっけ?)
階段が結構急だった気がしたけど、着物を引きずっては大変だったのでは?
思ったよりこじんまりした座敷だったのが以外。
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お茶屋さんでは料理は作らず、近所からの取り寄せ。
薄暗い台所には井戸もあり、銚子、お膳が並んで、当時の賑わいが聞こえそう。

もう一本違う通りには 『お茶屋文化館』 があり、そこでは建物と共に、芸妓さんの髪飾りや、道具類が展示してあった。
水琴窟もあり、しばらくひとりでその音と遊んだのがいい思い出。

この後、又駅に向かい翌日の指定券を取り、近江町市場に立ち寄り「どんな食材があるのかな?」と見て、夕飯の仕度があったら買いたいものはあったけど、持ち帰るのも億劫で何も買わずに人ごみの会話を聞きながら歩き、再度バスでデパ地下に立ち寄りお腹に優しそうな弁当を買ってホテルでパクモグ。
金沢三泊はそのように過ぎ、翌日も大宮で時間があり8時間半近くかかって帰宅。
ハプニングもあったけど、楽しかった金沢ふ~てんの旅はこれにてお終い。
by koro49 | 2011-09-29 17:15 | お出かけ | Comments(0)
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