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梅ジャムのケーキ

しばらくケーキを焼けるような気温ではなく(バターがすぐ柔らかくなりすぎる)、食べたい気分にもならなかったけど、そろそろ温かい飲み物が美味しくなり、ほっこりした時間が欲しくなる。
過日友人から頂いたジャム二種、 杏ジャムはこうなり、梅酒を作った梅のジャムは、少し使って水饅頭に入れたりしたけど、ケーキを焼きたいと残しておいたので午前中に。
小さなケーキ街道を歩んでいるので、バター140gだけど、クグロフ型と小さな型とで大小4個。
焼き上がりに梅酒に少し水を加えて塗る。
味は・・・試食は未だなので、脳内妄想中なり。
梅ジャムのケーキ_c0024861_141219.jpg
キッチンの私の立ち位置にいつも置いている花瓶から、昨日切ったピンクの匂いバラと薄いラベンダー色のバラをちょっと拝借。
匂いバラは外気の温度差が出てきたせいか、色が綺麗になってきたし、薄紫色のミニバラは初咲きとは大違いの色。多分管理が悪いんでしょうね。
人も花も愛情はたくさん必要ね。

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義母との同居が始まり、キッチンに立ってラジオを聴く事は少なくなったけど(自分の興味のない音は雑音、不快な音に聞こえるのでしょう。好きな番組とか演歌は二階でも聞こえるような音量で聴いているし、それも又老いのひとつの表われだと思う)、ラジオ人間の家人(トランジスタラジオを胸のポケットに入れて、海でも山でも畑でも、いつも一緒)が、朝食後いつものラジオビタミンを聴いていたら、今日の『ときめきインタビュー』は 山形新幹線車内販売員の茂木久美子さんの再放送 と、パーソナリティが話していたのを聴いて、「聴いた方がいいよ・・・」と。
今日は畑を見せに出かけると言うので、いつものおにぎり弁当を持参で二人で出かけたので、キッチンに立ちながら以前の音量でラジオに耳を傾ける。

普通の販売員の方の倍以上の売り上げをする茂木さん、聴いてて印象的だった部分。
「商品を買ってもらう気持ちはない」
「心と心に向き合っている」
「お客さまから元気をもらい、相手へも自分の元気を」

今30才だと言う茂木さん、高卒後今の職についたそうで、それが自分に合っている、とても楽しい、休みの日でも働きたくて「誰か休みの人いませんか?代わりに・・・」と、会社に電話してほどだったそうだけど、一度だけ壁にぶつかる。
22歳の時、突然出勤出来なくなり、涙が溢れ出て、その時の上司が一緒に泣いてくれ、  「葉っぱ見ろ!」  と言ってくれたことは、茂木さんが一生懸命働く様子はオーバーワークだと察知していたのでしょう。
少し休んで自然に触れ、違う場所に自分を置いてみて、又新たな気持ちで仕事して欲しいと思って出た言葉が 「葉っぱみろ!」。
茂木さんもすごいけど、この上司もナイスサポート!

数日休んで復帰した茂木さん、又以前のような働きぶりで、カリスマ販売員として、千何百人の中のトップクラス(何とかの名称が与えられていたと思うけど失念)、今日も元気にあの山形弁でお客さまの楽しい旅の思い出作りに貢献してるのでしょう。

販売員という仕事は、単に物を売るだけではなく、茂木さんの職場の新幹線の中に限って言ったら、楽しい旅の人ばかりではないこと、色んな事情を抱え、色んな想いを持ちながら乗り込んでいる人、それをある意味瞬時に判断し、それなりの対応をしてこそ、プロフェッショナルと成りうるのでしょう。
この事は、単に販売員だけに言えることではなく、普通に暮らす日々でも大切なこと、相手のバックグラウンドも考えれるようになって生きたいと、これはいつも考える事だけど、今日は娘より年下の茂木さんの話から再度メッセージを送られた気分。
茂木さんの飾らない素直さも印象に残ったインタビュー。

そして何事も頑張り過ぎず、ほどほどに、ハンドルの遊びを大切にと、これから一時間ばかり非日常タイム。
えぇ、先日撮ったビデオの陽水さんとデートなり。爆音で♪

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昨日書いたエキサイトの画像の件、今確認したら直ってました。
何かエキサイトさんも、このところあれこれ忙しそうですね。
by koro49 | 2010-09-16 14:50 | 焼き菓子
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