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菊に想う

雨が降って蒸し暑い一日、午前中はあまり体が動かず、ちょっと横になる。
それでもお盆の煮しめの準備のため出して来てくれた山菜の塩漬けを、ざっと沸騰させ、すぐ水に漬ける。
昼食後も何度か水を替えているうちに、塩は抜け、山菜の準備はOK。

先日、暑い中で洗った着物、解かずに洗ったら、紅絹から色が落ちてしまった。
同じ紅絹に見えたけど、一部の紅絹からの色落ちが強くて、ちょっと柄にも色移りがして残念。
裾周りと袖口にも綿が入れてあり、祖母の実家の紋が入っていた着物。
小学二年の時、叔母の結婚式の時にこの着物を着せてもらった。
その後、親戚の子供たちも着たと思うけど、母の所で見つけた時は、かなり汚れて傷んでいた。
いつか、この着物を生かしたいと思いつつ今日まで。

解いた上前の部分に接着芯を貼り、家にあった額に入れる。
菊に想う_c0024861_19245359.jpg
この柄を全部生かすには、もっと大きな額に入れないと。
花は菊がこの菊と、乱れ菊っていうのかな?それと梅、春蘭、竹、垣根に流水が一幅の絵になっていて、裾回しの部分にも絵が描いてある。
しみじみいいなぁと見ているけど、布は弱っているし、「おばあさん、大切に使うから・・・」と祖母と話ししながら、少しの部分も無駄にしたくないと、立秋も過ぎたし、菊の部分を出して居間に飾る。

小さい頃、仏壇のお道具磨きを祖母にさせられる事がお盆の始まりで、それが嫌だったけど(多分弟たちも)、長い時を経て、今は自分でお盆の準備。
色々教えてもらってありがとう・・・と、菊の額を見つめる。

さて、日中は動きが鈍かったから、これから明日の買い物。
豆も戻して、今夜は早寝。
by koro49 | 2010-08-11 19:31 | 日々のこと
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