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蝉時雨とエ○スビールの日

先日の記事にも書いたけど、昨年、一昨年は真夏日は一日も無かったという。
それが今年はすでに一週間以上。
そう言えば、冷夏の年はセミの鳴き声など聞かなかったり、「今日セミが鳴いたの聞いた」と、話題にしていたっけ。
今年は、ここにしたら猛暑、セミも元気でうるさいほど鳴いている。

『蝉時雨』って素敵な日本語だと思うけど、初めてこれが本当の『蝉時雨』か・・・と思いながら聞いたのは10年以上前、子供たちが一緒に暮らしていたアパートを訪れた夏、朝からすさまじく痛いほどのセミの鳴き声。
そして照りつける太陽と、地面からの放射熱、階段を降りたらセミの脱け殻。
都会で暮らす大変さを、ちょっと垣間見た気がした。

3日にセミの脱け殻を見つけて来た家人、ちょん子便に入れようかと話したけど、昨年確か怖がった気がして止めた。
同じ日、クルミを見つけて来たので、昨年のこの時の幼稚園行事の際、 帰途拾って持ち帰ったどんぐり と一緒に。
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このどんぐり、昨秋植えてみると言ってたけど、大きくなったら困るからってそのままにしておいたら、季節が巡りいつの間にか鉢植えしたみたいで、今はこんな状態。
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このままで育つのだろうか?

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今日は家人の63歳の誕生日。
今朝、畑に出かけた後にちょん子から電話あり、
「じいじにお誕生日おめでとうを言いたかったの」
「あら、ごめん、今、畑に出かけたから帰ったらこっちからかけるね!」
「これから、ああちゃんの所に出かけるの」
「じゃ、夜するね」
夜になって家人が電話。 
「じいじ、何歳になったと思う?」返答に困った様子のちょん子。
「63歳だよ!」その数もどれほどか理解に苦しんでる様子。
それでも、何よりの誕生日プレゼントだったようで、双子ちゃんの声ともども、二人とも元気をもらう。

定年退職後は当然の年金暮らし。
無理をせず、出来る範囲で、隣の芝生を羨まず、身の程をわきまえて・・・と、ビールはエ○スから安いビールに。
在職時も毎晩ではなかったエ○スビール、今日はささやかな贅沢をと飲んでもらう。
毎食時食卓に着くと、献立に一通り目をやり、珍しい物には何をかける?とか、こちらで説明してから食べ始める義母。今夜は「ほぉ、豪華だ刺身だの・・・」
「お父さんの誕生日だから」
「8月9日だが?3日はH子の誕生日だった」と食べ始める。
この猛暑でも食欲は落ちることなく、全部食べてくれるので元気。

夕方娘から「夏バテでダウンで点滴中」をメール受信。
「ったく、ご飯をちゃんと食べないからだよ!」
献立の参考にしたいから写メール送ってと言って来たので時間のある時は送り、昨日は「めそんだ(訳:美味しそう 涙ボロボロの顔文字)」
「いい年して、ちゃんと作って食べなさい!」って、言いたい気分だけど、忙しかったり疲れたら、やっぱり作りたくなるんでしょうね。
体調管理が一番なんだけど。

長崎原爆忌と蝉時雨とエ○スビールと夏バテ点滴。
小さな家のほんの一日でも、色々あるものです。
by koro49 | 2010-08-09 22:13 | 日々のこと
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