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針山

母が大切にしていた古布はほんの少しずつだけど、時々取り出しては眺めるだけ。
何かにしたいと思いながら、今は未だその時でない気がして、それに未完の作品もあるし。
そんな気持ちが伝わったのか、先日会った友達から針山を頂きました。
母の布の上に置いて、縫い物したいな・・・
針山_c0024861_165712.jpg
刺した針に通してあるのは、未完の作品のキルティング用の糸。
又中断しています。

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根津美術館でデートしたのは、 『更紗の国から』のsarasaさん
先日上京前に連絡したら、この日は駄目だけど他はOKの返事を頂いていたので、ちょん子家の最後の晩に、ブログに鍵コメントを入れておきました。
午前中は黒羽志津子さんのキルトサークルの展示が見たかったので、午後予定が無かったらと、渋谷から電話して会える事に。
現地集合と言う事で、午後再度電話することにし、キルトを見て表参道の駅で降り、美術館への道に出てから電話。
「もしもし、今駅を出て美術館への道を歩いてるの・・」
「えっ?私も!」
「えぇっ??」
「もしかしてあの方?」
と言われて振り返ったら10mほど後ろで携帯を持ってたsarasaさんを発見。
何と同じ電車だったみたいです。
後はもう怒涛のおしゃべりで、時間はあっという間。

美術館では色々見たけど、やはり布好きの私たちは掛け軸の表装してある裂に目を奪われていました。肝心の更紗の話しは少しも出来ず次回に持ち越し。
新しくなった美術館、やっぱり待ちかねた人が多かったのか混んでました。
そこで話しこんで、今度は渋谷まで歩いて又お茶^^。
会った途端、一気に打ち解けるのはブログ友達の不思議なところ。
どっかで素を出してるからなんでしょうね。

あの日の美術館の庭園で。時間が無かったからあまり撮れなかったし、「これいいね♪」と二人が一致したけど、ちょこっとボケ^^;
針山_c0024861_17261042.jpg
針山_c0024861_17263011.jpg
sarasaさん、針山はこれからのチクチクタイムにいつも一緒だよ♪
困難に出会っても、sarasaさんの更紗作り続けてね!
sarasaさんの更紗は、彼女の娘たちなのです。
素敵な更紗に会いに行って下さい。

sarasaさんは、ブログのイメージ通りの温かく、優しく、でも芯が一本通ってる、そんな方でした。

23:30追記
夕食の準備をしながらの投稿だったので、紹介したかったsarasaさんの過去ログに辿りつけませんでした。

その記事、「ありがとう」のケンタッキー は、sarasaさんの優しさをそのまま見るようでした。
当時、それまで使っていた平布から「野蚕」を使った手織りのシルクになり、全く違うsarasaさんの更紗を作り出したのです。
その間の、工房のオーナーとのやり取り、職人さんを励ましながら、時には不安を抱えながらだったと思うけど、思い通りの更紗を作れるようになったら・・・それは工房の人たちの生活を支えて行けることにもなる。その思いも強かったと思います。
インドネシアの人たちを愛するsarasaさんの、優しさと強さが伝わる記事だと思っています。
是非ご覧下さい。
by koro49 | 2009-11-06 17:37 | お出かけ
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