2017年 10月 07日 ( 1 )

装幀

先日図書館にリクエストした本、思いのほか早く連絡が来て、昨日借りて来た。
武田百合子さんの単行本未収録エッセイ集『あの頃』
カバーには赤い百合の花が一輪。
当地の図書館の蔵書は、カバーが外れないよう、しっかりテープで止めてあり、紛失を避けるため仕方のないこと。
ただ私には、本は読む楽しみと共に、装幀を見て楽しむところがある。
読後、作者が伝えたかった意図を、装幀する人がどのように受け取り、それを装幀でどう表現するのか?
両者の思いが一致した時、読後の喜びは増幅する。

今回の県立図書館から借りた本は、シールで止めてなかったので、カバーを外した中も見る事が出来、そこには見事な百合の花。
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少し汚れていたカバーの百合と、見開きの赤と武田さんの写真。
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この装幀は、中央公論社のデザイン室の木島聡子さんで、百合が咲いてる頃に生まれたから百合子と名付けられたこと、植物画の花の絵が好きだったこと、武田さんの華やかさを汲み取ってのものなのだろう。
素晴らしい装幀で、帰宅後汚さないよう外のカバーを外して包装紙でカバーをして少し読んだ。
28日まで、じっくり読みたい。

向田邦子さんの『夜中の薔薇』を文庫本で読んだ時、末尾の小泉タエさんの解説を読み、これも県立図書館から借りて、司修さんの装幀に感動したことがあった。

昨夜は9時に就寝、その前に電気敷布でベッドを温めていた。
そのせいか、朝までぐっすり。
熱を欲する季節となり、首回りのスカーフが心地良くなっている。

雨が上がって、今少し明るくなって来た。
by koro49 | 2017-10-07 15:36 | 思うこと