BIOMBOとは「ビオンボ」と発音し、ポルトガル語やスペイン語では「屏風」を意味するのだそうです。
先日の帰る日に、ランチの時間までに少し時間があったので、サントリー美術館の BIOMBO/屏風 日本の美 を観てきました。 期間中展示が変わるのですが、今回観た中でいいなと思ったのはこれ。 日月山水図屏風(室町時代 金剛寺蔵) 構図がダイナミックだと思ったのと、今にも通じるデザインだと思いました。 この屏風を見ながら、当時の人は未知の世界への夢を見たのでしょう。 今の私でも、見知らぬ国への夢を見てしまいました。 衣桁に掛けられた幾枚かの着物。それが実際の着物と同じくらいの大きさがあり、脱いだ後の温もりを感じるようです。 これを着ていた人はいないのに、いるように感じる不思議。 翌日には又、上に掛けてある着物から身に纏うんですね。 この着物を着ていた人が見えるようでした。 遠い昔、蚊帳を吊るしてもらって中に入ったら、そこは別の家のような気がした覚えがあります。 使うものは違い、芸術的価値も違うけど、用途は同じような気がします。 orientlibraryさんのイスラムアート紀行のBIOMBO 屏風に描かれた中央アジアは!? にTBしました♪
by koro49
| 2007-09-12 20:20
| アート巡礼
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Comments(33)
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inariwan3 at 2007-09-12 20:56
BINBO(ビンボー)かと思った(笑)
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kabo518 at 2007-09-12 22:16
わたしもビンボーと読みました(;^^)
はぁぁ・・・・
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orientlibrary at 2007-09-12 22:35
こんにちわ♪ 私も先日見てきました。ブログにも書いたんですが、書かれているのと同じように山水画、世界地図、衣装のものなどに興味を持ちました。なんだか共通していて楽しいな。私はとくに世界地図に見入りました。
ほんとに工芸であり、調度にも結界にもなる屏風の世界。。引き込まれました。いい展覧会でしたね!
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nakky85 at 2007-09-12 23:23
え?桃山時代にこんな正確な世界地図があったんですか?
凄いですね。オーストラリアが豪快だけど・・・ 当時はアメリカは日本と同じくらい未開の地だったんでしょうねぇ・・・ あと、メルカトル図法ですね。 面白いな~~~!
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sarasa-reisia at 2007-09-12 23:43
う~~、こういうの大好き~~^^
見たかったな~♡
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tabikuma at 2007-09-13 08:16
ほんとだ。世界地図が素敵っ!
やっぱり当時はヨーロッパ以外はよくわからない世界だったんでしょうね。 オーストラリアとアメリカが面白いですねぇ。 黒海もカスピ海もちゃんとありますねっ。 おもしろーいっ。
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harunoyokihi06 at 2007-09-13 10:06
>この屏風を見ながら、当時の人は未知の世界への夢を見たのでしょう。 今の私もそうです。(笑) サントリー美術館・・・はるか20数年前出張の帰りとか、土日夜行に載っていきました。今でも私の宝物になっているのはその当時のいろいろな展覧会の図録。 一番印象に残っているのはやっぱりチェコのガラス展かな。 屏風の語源・・・・・・教えてくれてありがとう。 衣桁が描かれた屏風、これをえの題材に選ぶとはなんて粋な感性なのでしょう。びふぉー・あふたーですね。 蚊帳・・・・今の子供たちにも味あわせてあげたいです。 別空間での楽しい夏の夜の思い出を。
昔の人の着る物、食べ物、住まいなどがうかがえる絵や当時の地図などは見ていて飽きないですね。
先日は江戸東京博物館(墨田区)で、江戸の地図をずっと眺めていました。 今もって残っている地名がたくさんあるんですね。それから類推して海岸の位置がすぐそこだったことがわかったりして…。
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koro49 at 2007-09-13 17:11
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koro49 at 2007-09-13 17:12
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koro49 at 2007-09-13 17:14
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koro49 at 2007-09-13 17:25
>nakkyさん
全体像がここにありました。 http://journal.mycom.co.jp/news/2007/08/29/007/ アメリカもオーストラリアもあまり探検されていなかったという事なのかな? 私はこの屏風を見ながら世界に思いを馳せていた人たちのことを思いましたよ。 そして私も^^;
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koro49 at 2007-09-13 17:26
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koro49 at 2007-09-13 17:28
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koro49 at 2007-09-13 17:33
>momoちゃん
だよね!私も♪ あっ、以前行ってたのね。 私は今回が初めてで、ミッドタウンに移ったんだよ。 今度行ってみたら楽しいよ。 近場に美術館が三つ。 図録楽しいよね。後でゆっくり見れる。 でも、この頃は買ってないな。主婦になったから^^; 蚊帳の中に入るとき、サッと入ったよね。蚊が入らないようにって♪
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koro49 at 2007-09-13 17:36
>kathyさん
そうなんです^^ 当時の人になりきったり、特に屏風とかはその中に入り込んでいけそうな気がしてしまう。 こんな屏風のある部屋で幼児期を過ごしたら、結構あれこれ夢を見そう^^; 昔の地図も面白いですよね。 その当時の生活が見えてくるよう。 江戸東京博物館は行ってないです。 行きたい所たくさん^^
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koro49 at 2007-09-13 17:43
>再度nakkyさん&tabikumaさん
オリさんが、世界地図図屏風をさらに解かりやすく記事にされています。
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2of4of1 at 2007-09-13 22:55
あれ?袖図屏風のポストカード持ってる!ってことは、以前観たようです。また観たくなってきた・・
日本人は本当に昔から日常生活の物を美に高めていく才能があるように思えるのですが。 海外から褒められてやっと気付くのが今でも・・それが日本の美徳ですから
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nakky85 at 2007-09-13 23:20
見てきました。
アメリカはもっと西部まで描かれているんですね。 まぁ当時はほとんど「海路」だったのでしょうから、正確な世界地図が必要で、作製されていたのでしょうね。 http://www.nazotoki.com/map.html こういうのも参考になります。
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koro49 at 2007-09-13 23:49
>チョロちゃん
あっ、同じカードあるの?♪ そちらからだと近いから行ってみてちょ^^ いわゆる芸術作品とかでなく、普通に使われてるものに美しさを感じたらいいよね~♪ 本当にいいものを知って行きたいよね!
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koro49 at 2007-09-13 23:51
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nasuka99 at 2007-09-14 08:59
私も世界地図に感動しました!
人間の好奇心ってすごいね。 日本でも、伊能忠敬に因んだ「伊能ウォーク」なるものもあるらしい・・・ 昔の航海は、星を頼りに方向を決めてたから、夜走ったんですってね。 夜の海ってなんだか怖そうだけど・・・(^_^;) ところで、↑の栗、うちも明日、初物の栗で栗おこわを作るらしいです。 大納言を買ってきてましたが、一袋1500円もするんだって! ウチの父は、先日栗の皮むきしてて、 皮むき器で指をむいてしまって大変でした(^_^;) ちゃんと皮をむくように(笑)
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at 2007-09-14 10:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2007-09-14 11:14
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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hi-vison_1103 at 2007-09-14 22:35
茗荷、味噌で佃煮みたいにして、ガシガシ食べました(^ー^)
もう、アホの極限になって喜んでる私でーーす♪byクロエ
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koro49 at 2007-09-14 23:59
>nasukaさん
すごいよね~♪ こんな屏風が部屋の中にあったら、私は毎日旅行気分でしょう^^ あっ、そうだね。星を目印にね♪ 夜の凪いだ海、月明かり&満天の星! う~ん、ロマンティックが止まらない^m^ が~~~ん! 1500円の栗? ここでは398だよん♪ もっと安いのもあったけど、虫食いだったら困ると思って止めたの。 まぁ、皮むき器で指を?・・・ こわっ!お父さん大丈夫?? 私は大丈夫だよ~^^
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koro49 at 2007-09-15 00:01
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koro49 at 2007-09-15 00:01
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koro49 at 2007-09-15 00:04
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nasuka99 at 2007-09-15 09:21
おはようございます♪
これらの絵を拝見すると、そお昔に青森県のパノラマ絵を書かれた人のことを思い出しました。 この時代に、デフォルメする技術があることに驚きますが、正確な測量をせずにコレだけの絵を描けることに感動します。 栗の渋皮煮、まさに渋い色イ感じになっていますネ。
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koro49 at 2007-09-16 22:16
>nasukaさん
あっ、そうだ!あずきだ・・・orz この頃、読み間違い、見間違いが多い^^; 先日もinariwanさんのコメントの「笛」を「苗」と、何の不思議も感じないで読んでいた・・・orz 大丈夫かな??^m^ 栗おこわもいいなぁ♪
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koro49 at 2007-09-16 22:18
>reevおやじさま
>その昔に青森県のパノラマ絵 それはどの位昔の絵なんでしょうね。 どんな絵か見てみたいな♪ そう、渋皮煮の色もいい色です。 陽射しがあたったシロップの色が又いいです。 私の写真ではうまく伝えれない^^;
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