故郷の岩のり、その中でも寒の時期に採ったものは、特に美味しい。
流通するほどの収獲ではないから、頂いて今年も食べれた。
「寒のり」と書いた二重の包装から取り出し、いつもの美しい海苔。
厳寒期に岩に付いたノリを手でむしり取り、刻んで簾に流して干す。
小学生の頃、学校帰りに家の軒先に干してあるのをよく見た。
時には刻んで流す様子も。
あれは和紙梳きにも似通う動作だと思ったりしている。
冷凍保存用に切って一枚ずつ焼く。
磯の香りがプ~ンとして、少し食べたら遠い昔と変わらない味。
お昼は焼き立てを食べさせようと、少し残した。
食べて、居ながら故郷を満喫できる。
ご馳走さまでした。
いつまでも美味しい岩のりを採れる自然でありますように。
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娘の帰省は、ピンポイントに天気に恵まれないことが多いような・・・orz
三月のライオンが暴れ、大時化にして、気温もグンと下がり寒い。
今朝は又冬景色。
去年は帰れなかったから1年半ぶりなのにね。