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二冊の「銀河鉄道の夜」

生きて死ぬ智慧の記事を読んでくださって、ご自分も読まれた この方が、この時の記事で、「銀河鉄道の夜」に通じるものを感じるとおっしゃっていて読みたかったのです。我が家にも2冊あったのですが、読んでませんでした。
一冊は弟が子どもが小学生の時買って来てくれて、文庫本は娘が高校のとき読んだらしいです。
二冊の「銀河鉄道の夜」_c0024861_9134328.jpg

一日中雨降りの今日の午後、読みました。
最初に絵本を2回。その後文庫本を読みました。
読んでいるうち、銀河鉄道の中は自我を捨てている人の集まりなのか、これが「空」なのかと思いながら読みました。
確かに2冊の本に通ずるものを感じました。そして又同時に「無償の愛」という言葉も、読んでいる間ずっと浮んでいました。
二冊の「銀河鉄道の夜」_c0024861_9164878.jpg

この絵本は影絵作家の藤城清治さんの影絵と文です。
原作をとてもうまく子供向けにまとめて、そして物語がす~っと浮ぶような影絵が素敵です。
娘の本箱にあって、手に取ることはあったのですが、今まで読まずにいました。もっと以前に読んでいれば…他の作品を読むきっかけになったかもしれませんね。
文庫本には、他の作品も載ってるので、後で読もうと思います。
issyonimakimakiさん、宮沢賢治の作品読ませてくれてありがとう!

雨の日もいいものです。
本を読むときは音楽なしで過ごします。
by koro49 | 2005-09-14 18:30 | | Comments(20)
Commented by nakky85 at 2005-09-14 18:57
へさべさ、いっちば~~~!ん!
Commented by nakky85 at 2005-09-14 19:00
一瞬「滝平二郎」さんかと思いました。
あの人の影絵というか切り絵、懐かしいなぁ・・・
意外と幻想的ですよね。ちょっと怖いけど・・・
Commented by koro49 at 2005-09-14 20:38
>nakkyさん
(・_・)ノ▽"フリフリ
Commented by koro49 at 2005-09-14 20:39
>nakkyさん
「滝平二郎」さんの切り絵、そうですね。
そう、思い出しました♪
Commented by joulupulla at 2005-09-14 20:59
私は子供の頃は(って今でも)あまり読書をしないおバカちゃんだったので、もっと色々読んでおけば良かったなぁ~と思っています。
勿論、これも読んだこと無し。
「銀河鉄道999」なら観てましたけど。(爆)
なかなか日本の書籍が手に入らない今となっては、時々活字が恋しくなります。
里帰りの時もつい荷物が重くて買えないし...
Commented by koro49 at 2005-09-14 21:18
>joulupullaさん
うん、私もそんな読んでる訳じゃないよ。
でも、この頃やはり本を読むのって大切なんだって思ってる。
字を追う事で、そのイメージを浮かべれるでしょう?
それって大切な事だって思う。だから、恥ずかしながらカテゴリーに加えて自分を追い込もうと^^)
そうか、活字が恋しくなる…私には解らない感覚だけど…
うん、周りのものが全てフィンランド語だったら、そうなるかもね。
本は重いもんね…図書館で、あればいいのにね。
無理なんでしょうね・・・
NZで宝くじ当たったら日本の本寄付するよ(^^)
Commented by sdat58 at 2005-09-14 21:52
雨にも負けず、風にも負けず…
昔、一生懸命暗記しました。
でも、もうだいぶ忘れてしまいました。

でも宮沢賢治とは違うんですね~。
初めてです。
楽しそうですね~。
Commented by peau0320 at 2005-09-14 22:04
宮沢賢治の本って独特で難しいと言うイメージをいつの間にか持っていて、「銀河鉄道の夜」読んでません。そうかぁ、まず絵本から入っていくというのはいい方法かもしれませんね♪ そういう先入観のまだない頃に「注文の多い料理店」は読んだのです。そういえば、あれは絵本だったのか。(挿絵をなんとなく覚えてる。)で、それは面白くてぐいぐい引き付けられて一気に読んだのだけど、最後がやっぱりコワかったという記憶が・・・。私も図書館派だから、子供コーナーをチェックしてみるのは案外いいかも、と今膝を打ってるところ♪ koroさん、ありがとう(^^)
Commented by koro49 at 2005-09-15 05:42
>タロさん
宮沢賢治の詩、「雨にも負けず」の詩もそうだけど、「永訣の朝」という詩、妹との別れを詠った詩、それが印象的です。
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
(Ora Orade Shitori egumo)
   (うまれでくるたて
    こんどはこたにわりやのごとばかりで
    くるしまなあよにうまれてくる)
ここに全部載らないのでいつかupします。
この()の方言の部分は忘れられないです。
銀河鉄道の夜、沢山の意味を持ってて、昨日だけでは理解できそうもありません^^;

Commented by koro49 at 2005-09-15 05:50
>peauさん
ほんと、私もタロさんに書いた詩しか読んでないのです。
一度では理解出来ないけど、何度か読んでみるべきだなって思いましたよ。「注文の多い料理店」も読んでない。
題名しか知らない^^;
絵本と言ってもこの本は小学生向けになってて、かなり原作に忠実になってると思う。探してみてね。
話は違うけど、絵本っていいよね。子供達読んで欲しいな♪
いやいや、私達もいいよ~!
Commented by jinjinjin_9 at 2005-09-15 06:39
宮沢賢治さんって知ってますけど、中学か高校のときの勉強でしか、よんでないですね。チャンスがあったらよもうと思います。でもこちらで本をかうと高いのです~。
Commented by inariwan3 at 2005-09-15 07:48
メーテルとテツロウは?
Commented by koro49 at 2005-09-15 08:03
>jinくん
そう、私を初めとして名前は誰でも知ってると思うんだけど、詩以外はあまり読まれないのかな?ううん、読んでいる人はいるけど、私は読んでなかったの。でもね、やはりかなり多くのことを考えさせられましたよ。もちろん、理解も十分でないし、「銀河鉄道の夜」も読んだだけで、理解するのは無理なような気がする。何度も読み進めて、そして感じ方の変化があってもそれでいいと思う。
でね、今文庫本の解説は誰?って見てみたら河合隼雄さんが書いてて、最後の部分だけ見たら=「もう信仰も科学と同じようになる」というのが賢治の理想であったと思われる=って書いててびっくり。これって、柳澤桂子さんがおっしゃってることと同じだって。
issyonimakimakiさんの考察は当たってると思いました。
そちらで本を買うと高いらしいですね…
Commented by koro49 at 2005-09-15 08:04
>inariwanさん
おはよう!
>メーテルとテツロウは?
はい!スリーナインね♪
ゴダイゴ歌わなかった?^^

Commented by tablemei at 2005-09-15 09:03
これ、昔子供に影絵を見せたくて劇場に行って観ました。
クライマックスは広い会場の客席までも電車の影が飛び走りましたよ♪
きれいだったしワクワクしました!懐かしい〜〜*^−^*
Commented by issyonimakimaki at 2005-09-15 11:40
ご紹介いただいてありがとうございます。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、わたしも読み返してみようと思いながら、本は実家にあるので、図書館で借りようかな...
わたしにはすいすい読める本ではなかったと思いますが、各所に深い意味を含んでいると感じました。所々抜粋して時々読んでいましたね~
蠍の火のところとか、よく読んでたおぼえがあります。
永訣の朝は高校の国語で習いました。詩も読んでみたくなりました。
こちらからもTB返しです♪
Commented by at 2005-09-15 16:29 x
映画の「銀河鉄道の夜」もオススメです。
細野晴臣が音楽で、猫が登場人物(猫?)になっていて。
Commented by koro49 at 2005-09-15 17:37
>meiさん
えっ?そんな思い出があったのですか!
いい影絵を見ましたね♪
そんな事って子どもさんも忘れないですよね♪
Commented by koro49 at 2005-09-15 17:41
>issyoさん
私も全てを理解はしてないです。
でも読めば読むほど色んなこと考えさせられますよね。
真理を追究したくなります。でも、多分いつまでも解らないと思うけど、考えるだけでいいんですよね。
永訣の朝はいつか載せようと思っています。
それにしても、今まで宮沢賢治を読まなかったこと少し残念^^;
Commented by koro49 at 2005-09-15 17:43
>娘さん
ほほう!それは知りませんでした。
では、ツタヤで中古探してきてください♪こっちはレンタルありません。絶対!!!
「永遠のモータウン」も無いので、それもね!
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