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『オートクチュール世界に一つだけの服』展

もう終わってしまった展示、先月の13日に静岡に向かう前にここに寄って見た。

オートクチュールには縁がなくても、どんな布で作られているのか?手仕事の粋も見れると期待。
目の保養をしっかりと。
若くてサイズが合ったら着てみたいと思った、左の白のドレス。
ほんとはロングドレスだったらしいけど、記憶違いでなければシンプソン夫人用で、小柄な夫人用に丈を短くしたらしい。
ディオール作で、刺繍に見えるのはビーズで、それも色を微妙に変えている。
オレンジはバレンシアガ。ドレスとペティコートのアンサンブル。
黒のドレスは今でも着れそうだし、左下の細かな手作業に見入った。
『オートクチュール世界に一つだけの服』展_c0024861_16355199.jpg
撮影可のスペースが一箇所。
やはり背の高くないと着こなせないな・・・、右はダウントン・アビーの人たちを連想。
『オートクチュール世界に一つだけの服』展_c0024861_16434388.jpg
欧米の貴婦人たちが出掛ける時、荷物が多かったのも頷ける。
その点、着物は平面になる優れもの。
権力、お金のある人たちを着飾らせてくれるのは、名もないお針子さんたち。
まさに、芸術を紡ぎ、纏わせてくれる。

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朝一番の列車で出て、上野で降りて違う展示をひとつ。
二つ目の展示がこれだった。
見終わった後のクールダウンは、ブリックスクエアーのバラたち。
右上一重の優しい色のバラが好きで、又会えた。
今はもっと咲いているでしょう。

右下のサバラン、この展示にタイアップしたカフェの特別メニュー。
サバラン好きとしては、どうしても食べてみたかった。
ところが残念なことに、私の前でこのサバランは売り切れ。
「ガ~ン!」と、泣きたい気分になったけど、そこはおばさんの突撃。
カフェで待ち合わせた娘が恥ずかしそうな顔をしても「青森からこれを食べたくて来たので何とか・・・」
「少しお待ちください」
「実は上の綿あめが無くて出来ないのです」
「あっ、いいです、いいです。綿あめ無しで」
そうして食べれたサバラン。
リキュールとオレンジソースの酸味が効いて、美味しかった。
でも、この酸味を和らげるために、綿あめは必要だったのかも?!
上に丸い綿あめが載って、さらに美しいサバランに出会えたはずでも、無理を聞いてくれたカフェの対応に感謝。
『オートクチュール世界に一つだけの服』展_c0024861_16523811.jpg
昨日は、これをレンタルして見た。

ファッションに限らない、人生を長く歩んだ人たちの哲学が込められている。
「ウィ~ッス!」の気分。

午前中又雨が降り出し、外壁作業中止の日。
by koro49 | 2016-06-04 16:37 | アート巡礼
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